128回展、我が家からは大将こと「相州の剣」を出陳させました。
1回目の壮犬、犬が幼すぎるので正直止めようかと思ったのですが、大将が我が家に帰ってきてから4ヶ月間、結果はともかくとして彼なりに頑張ってきたのだから晴れの舞台へ立たせることに・・・
そう、大将には初舞台への道のりには犬人共々苦しいエピソードがあるんです。
6月。
大将は体重18キロというメタボ犬に。
預け先の家族が「太ってる大将可愛いー!!」と毎日パンの耳を与え、面白がってついに18キロというまさに黒豚と化していたのでした。
おまけにやめてくれとお願いした常時ハーネス装着による飼育。
自慢の長い蓑毛は擦り切れボロボロ・・・
譲渡後首輪をつけて散歩したことなく、首輪をつけると悲鳴をあげる・・・
譲渡時にお願いしたことが全て頭の中からすっ飛んでいたのでした(泣)
おまけに負け犬化していて、尾が・・・まったく上がらない。
近所のケンカの強い甲斐犬が殴りこみに来て、係留されていた大将は一方的にやられそのショックで熱を出して一晩中ヒーヒー泣いていたという。
犬がいると、へっぷり腰のでんでん虫スタイルで悲鳴を上げて逃げる大将。
このままでは犬がダメになる・・・それにまた甲斐犬が殴りこんできたら大将は殺されるかもしれない、、、殴りこみ対策も取られていない、、、、
そんなこんなで大将は我が家に帰ってくることになりました。
7月。
首輪をつけて散歩したことのない大将にまずは首輪をつけて散歩させることに。
装着はしたものの、嫌々をやり悲鳴をあげる。慣らすまで大変でした。
次に犬恐怖症。
みそが庭の出口に係留していると、怖くて横を通ることすらできない。
なんとか出そうと引っ張るとキャーキャー悲鳴をあげて白目をむいて逃げていくのです。
甲斐犬が怖い!
立ち込みどころか、とにかく怖い、逃げたい。
この世の終わりのような悲鳴をあげるんです。
そして当然、尾なんて上がりません。上がっても中折れ。
更に困ったことが、車に乗れない。
耳をつんざく大音響で悲鳴をあげ、車の中で会話もできないほど。
パニックになり大暴れするため、ゲージにいれるが、、、
入らない!!
もの凄い悲鳴をあげ拒否(泣)
そんな大将クン、展覧会で姿を披露できたのは奇跡でした。
体重は11.5キロと本来の体重に戻し、車もるんるんで乗り、ゲージも入る。
そして、、、彼は一度も尾を下げず、犬に向かっては闘志を出してしっかり立ち込みをしてくれました(涙)
犬にぶつけると尾を力強く持ち上げ、低く唸り声をあげ全身を硬く緊張させ睨みつける・・・夏の彼からは想像つかない姿でした。
苦しいダイエット、そして脳内精神改造、さらに車にのる特訓やゲージに入る特訓、立ち込みの稽古・・・あんな弱虫泣き虫でんでん虫の大将がちゃんとリングに立っている姿を見て、あんな最低な状態だったのに変われるんだね・・・4ヶ月間よく頑張ったね・・・と、上記に書いたような最低な状態から立ち直れた大将は良く頑張ったと思います。
むしろ大将の足を引っ張ったのは、、、ハンドラーです
親方に怒鳴られ、こっぴどく叱られ、、、本人やっと言っている意味を理解したらしく、春に向けて特訓を始めています。
今度は怒られんなよな死ぬ気で頑張れよ
せっかく秘密の特訓をして壊れた犬を直して渡したんだから、受け取った以上はちゃんと空気読んで引いてくれよ。
今度は擦り切れてしまった蓑毛の完全回復・冬毛の剛毛開立状態で出陳できるかな。
1回目の壮犬、犬が幼すぎるので正直止めようかと思ったのですが、大将が我が家に帰ってきてから4ヶ月間、結果はともかくとして彼なりに頑張ってきたのだから晴れの舞台へ立たせることに・・・
そう、大将には初舞台への道のりには犬人共々苦しいエピソードがあるんです。
6月。
大将は体重18キロというメタボ犬に。
預け先の家族が「太ってる大将可愛いー!!」と毎日パンの耳を与え、面白がってついに18キロというまさに黒豚と化していたのでした。
おまけにやめてくれとお願いした常時ハーネス装着による飼育。
自慢の長い蓑毛は擦り切れボロボロ・・・
譲渡後首輪をつけて散歩したことなく、首輪をつけると悲鳴をあげる・・・
譲渡時にお願いしたことが全て頭の中からすっ飛んでいたのでした(泣)
おまけに負け犬化していて、尾が・・・まったく上がらない。
近所のケンカの強い甲斐犬が殴りこみに来て、係留されていた大将は一方的にやられそのショックで熱を出して一晩中ヒーヒー泣いていたという。
犬がいると、へっぷり腰のでんでん虫スタイルで悲鳴を上げて逃げる大将。
このままでは犬がダメになる・・・それにまた甲斐犬が殴りこんできたら大将は殺されるかもしれない、、、殴りこみ対策も取られていない、、、、
そんなこんなで大将は我が家に帰ってくることになりました。
7月。
首輪をつけて散歩したことのない大将にまずは首輪をつけて散歩させることに。
装着はしたものの、嫌々をやり悲鳴をあげる。慣らすまで大変でした。
次に犬恐怖症。
みそが庭の出口に係留していると、怖くて横を通ることすらできない。
なんとか出そうと引っ張るとキャーキャー悲鳴をあげて白目をむいて逃げていくのです。
甲斐犬が怖い!
立ち込みどころか、とにかく怖い、逃げたい。
この世の終わりのような悲鳴をあげるんです。
そして当然、尾なんて上がりません。上がっても中折れ。
更に困ったことが、車に乗れない。
耳をつんざく大音響で悲鳴をあげ、車の中で会話もできないほど。
パニックになり大暴れするため、ゲージにいれるが、、、
入らない!!
もの凄い悲鳴をあげ拒否(泣)
そんな大将クン、展覧会で姿を披露できたのは奇跡でした。
体重は11.5キロと本来の体重に戻し、車もるんるんで乗り、ゲージも入る。
そして、、、彼は一度も尾を下げず、犬に向かっては闘志を出してしっかり立ち込みをしてくれました(涙)
犬にぶつけると尾を力強く持ち上げ、低く唸り声をあげ全身を硬く緊張させ睨みつける・・・夏の彼からは想像つかない姿でした。
苦しいダイエット、そして脳内精神改造、さらに車にのる特訓やゲージに入る特訓、立ち込みの稽古・・・あんな弱虫泣き虫でんでん虫の大将がちゃんとリングに立っている姿を見て、あんな最低な状態だったのに変われるんだね・・・4ヶ月間よく頑張ったね・・・と、上記に書いたような最低な状態から立ち直れた大将は良く頑張ったと思います。
むしろ大将の足を引っ張ったのは、、、ハンドラーです
親方に怒鳴られ、こっぴどく叱られ、、、本人やっと言っている意味を理解したらしく、春に向けて特訓を始めています。
今度は怒られんなよな死ぬ気で頑張れよ
せっかく秘密の特訓をして壊れた犬を直して渡したんだから、受け取った以上はちゃんと空気読んで引いてくれよ。
今度は擦り切れてしまった蓑毛の完全回復・冬毛の剛毛開立状態で出陳できるかな。