サッカーワールドカップのグループリーグも2巡目に入りました。灼熱の国での練習風景がニュース映像で流れましたが、相変わらず長友佑都選手が元気に檄を飛ばしていました。
ベテランが率先して動くと若い世代の選手も負けずと動く。チーム一丸となって、コスタリカ🇨🇷戦もいい結果を期待します。
現地カタールの会場は多くのサポーターで盛り上がっていますが、多くの日本人サポーターの姿も。
その日本人サポーター、前回ロシア大会でも注目されましたが、試合後の清掃活動が今大会でも注目されており、開催国のカタールが日本人サポーターを表彰したそうです。
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さらに
その一方、ある方のSNSで、日本人サポーターの振る舞いに奴隷根性などと投稿され、話題になっているとも報じられています。
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前の記事は、日本人サポーターの振る舞いが日本人の美徳として称賛されているとの内容の記事ですが、
後の記事では、「こんなことで喜んでいることが問題、奴隷根性だぁ~」と大王製紙元会長の井川意高氏が批判、さらに元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏も「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない」と批判したそうです。
もっとも、
井川氏は、あの大王製紙事件で逮捕された人、舛添氏は、公私混同で都知事を辞めた人。
失礼ながら、こんな心の汚れた二人に言われてもねぇ、、、。
確かにそういう側面もあるかもしれませんが、カタールの大会組織委員会が表彰しているのに、何が気に食わないのでしょうか?
翁が昔勤めていた時、勤務先のビルの横に、銀杏の大木があり、毎年、秋になると、黄色い落ち葉で地面一面がそれこそ黄色一色になっていました。
いつもビルを清掃してくれる清掃員の女性が一所懸命箒で掃いていました。「沢山の落ち葉で大変ですね」と声をかけると「いいえ、黄金色のお金と思えば、全く苦になりません」とお答えになりました。
ウ~ンこの人達人?恐れ入りました、と感心したことを思い出しました。
前述のお二方は、もしかしたら「ごみ=汚い、ごみ掃除=清掃員、使用人がするもの=下級労働者」と思っていらっしゃるのでしょうか。日本ではごみを護美とも表記します。
ボランティアは金銭的対価を得ない無償の行為ですが、反面他人から褒められることで心の満足を対価として得る、とも聞いたことがあります。確かに目立ちたいだけと思う人もいるでしょう。
だからといって、奴隷根性だぁ~とか、人の仕事を奪うな、と批判しても現地の方が、称賛し表彰までしてくださる現実があり、日本人サポーターの振る舞いに、クレームをつけるわけではなくむしろ感謝してくださるのであれば、日本人の美徳として素直に評価しても良いのではないでしょうか?
いつもの戯言です。ご放念ください。
終わり