
今週末から大型連休、心待ちにしている方も多いに違いない。お天気はどうなのか?晴れたら良いね。


さて、ロシア軍のウクライナへの侵略が始まって1年と2カ月、なかなか停戦の兆しはみられない。BSの討論番組などを視ると、落しどころが難しいらしい。また、国連を始めどこの国際機関、国も機能不全に陥り、戦争を止められない。
最近、我々が受けた平和教育は一体何だったのだろう。日本の周辺国の動きを見ていると、平和なんて何処吹く風、軍備増強、そしてミサイルまで、予告なしに発射するジァイアンのような無法者の国家ばかりになってしまった。
平和ボケと揶揄されようが、物価高に耐えて、何とか普通の生活が出来る幸せが有り難いとさえ思う今日此の頃。
そうこうしているうちに、アフリカ北東部に位置するスーダンで内戦が勃発、その戦闘激化を受け、約60人の在留邦人の退避のため自衛隊機3機が隣国ジプチへ飛んでいった。
そして、昨夜未明、40人の邦人が無事退避され、フランス軍機でも2人の方が退避したと報じられた。前回、アフガニスタンからの退避時は、対応が遅いなどと批判されたが、今回は迅速な対応で国の面目が何とか保たれたようだ。なお、現地にはまだ数名の方がいらっしゃるそうで、希望する方は全員退避出来ると良い。
国を背負って仕事をしている大使館員やJICA、NGOなどの職員の皆様やご家族をすぐに救出出来ない。また、自衛隊は正式な軍隊では無いので、武器も使えず他国に頼らなくては、自国民さえまともに救うことはできない。G7の国がこれで良いのか? 甚だ疑問である。
学生時代にはベトナム戦争があり、その他、アフガン戦争、イラン・イラク戦争、同時多発テロ後の湾岸戦争など、多くの戦争があった。
今でもシリア、イエメンなどの内戦、ミャンマーやアフガニスタンのタリバンなどの圧政が日々ニュースで流れている。
その都度、国連のグテーレス事務総長が停戦を呼びかけ、安全保障理事会で非難決議が採択されるが、そもそも常任理事国のロシアが他国を平然と侵略している状況では、組織として全く役に立たず機能不全に陥っている。
加盟国全てがそれで良しとしているのならいいが、そんなわけあるはずがない。加盟国中3番目となる多額の分担金を払っている日本、何とかならないのか。
青臭い考えだが、内戦があると喜ぶのは、武器商人だけ、モヤモヤした気持ちでニュースを視ている。
皆様ご無事で・・・
Have a good day !!