今朝は少し冷んやりだが比較的穏やかな朝、時々選挙結果をチェックしていたので、少々眠い。
さて、昨日は統一地方選挙後半戦と衆参5区の補欠選挙の投開票日であった。翁の居住地は後半戦や衆参補選には関係ないが、ニュースは視ていた、選挙の話題は結構面白い。
統一地方選の前半戦は関西圏を始め、日本維新の会の躍進が話題になったが、後半戦は衆参5区の補欠選挙があり、岸田首相の政権運営に影響もあると言われていた。
特に衆参補欠選挙は、安倍元総理の地元山口4区など5つの選挙区で行なわれ、昨日、有権者の審判が下った。
終わって見れば自民党が4つの区を制し、維新が残り1区、サル発言や三重県での爆弾テロが影響したかどうかわからないが、順当な結果だと思う。
関東では、千葉5区で自民党の新人女性候補が乱戦を制し議席を守った。この選挙区は、政治とカネで自民党前職が辞職したのを受けて補選となったが、その逆風の中、公募に応じた34歳の新人女性候補が漁夫の利で見事勝利。野党乱立となればこんなもの。
また、安倍元総理の死去と実弟の辞職に伴う山口県2区と4区では、後継候補がそれぞれ当選、弔い合戦を制した。ここで議席を落とすようでは、先はない。予想通りと言え自民党本部はホッとしていることだろう。
さらに、ここだけは立憲民主党が取るだろうと思っていた参院大分選挙区、300票余りの僅差で、自民党新人の銀座のママさん候補が勝利し、ちょっとしたサプライズ、銀座のママさんを過小評価したようだ。
銀座で働く女性たちはその客筋から、政治、経済、国際情勢までも良く勉強していると聞いたことがある。職業に貴賎無し、見下して少し馬鹿にしていたのだろう。
そして、あの和歌山1区、事前の予想は覆らず、維新の新人が制した。爆弾テロの影響はあまり無かったようだ。
その維新の新人女性候補、子育てしながらの選挙活動、見事当選。大したもんだ。
ところで、例の兵庫の爆弾魔は未だ自供をしていないらしい。にも関わらず、マス・メディアは政治に興味があったが、年齢制限などで出馬出来ない現行選挙制度に不満があったとか勝手に解釈し、報道している。
そんな中、容疑者と同じ兵庫県の芦屋市では26歳の最年少市長が誕生した。後2、3年待てば何ら問題無かったのに、本当に愚か者だと言わざるを得ない。
そもそも学生時代から人と交わることなく孤立していたとされる容疑者、例え選挙に出馬出来たとしても、当選するわけがない。なぜなら人嫌いのようなので、街頭演説すら無理だろうし、学級委員選挙でも当選しないと思う。そんなことどうでも良いが。
少し横道に逸れたが、これで春の選挙は終わった。地方では、議員のなり手がいないとも言われ、無投票や投票率も低かった。低い投票率だと現職が有利とも言われ、その通りの結果になったようだ。
それでも、衆参の補選で女性候補が3人誕生したことは光明かも知れない。政治に感心ある女性が政治を志し、どんどん進出してほしい。女性議員が増えることで、少子化対策なども前に進むかもしれない。
今回の一連の選挙でレフトサイドの立憲民主党や共産党の凋落傾向がはっきりした。何しろレフトサイドの党の候補者は意外と高齢者が多く支持者共々高齢者の党になったようだ。
維新は良いが、願わくばもう少し質量共に成長し、自民党の長老支配と闘ってほしい。選挙カーの上の和歌山の自民党長老の姿、あれでは候補者が可哀想。
ところで、旧統一協会の問題で、自民党は統一地方選挙や補選は逆風と言われてきたが、ほとんど影響は感じられなかった。
今更だが、あの馬鹿騒ぎは一体なんだったのだろう、偏向マス・メディアの無責任さに怒りさえ覚える。
Have a good day !!
備考:カバー画像は「©️いらすとや」から。