
今日はまさに梅雨空、シトシトと雨が降っています。昨日はポケGOの月一回のコミュニティディ、キバゴと3時間たっぷり遊び、今日はお疲れモード、ふーっ。


さて、特に使用目的がなく、そのまま何となく放置している空き家が20年で凡そ2倍に増えているという「何となく空き家問題」があるそうです。
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番組ゲストの齊藤広子氏(横浜市立大学教授)が命名したこの「何となく空き家」、かどうかわかりませんが、雨戸が閉まったまま、草茫々の戸建て住宅が結構目につきます。
自分は当地に移ってから十数年しか経っていないので、詳しくはわかりませんが、生活感の全く感じられない雨戸の閉まった家、昔はご家族が居て楽しい団らんがあったのでしょうね。
お子さんたちが結婚などで独立、残ったご夫婦もやがてどちらかが欠け、そして二人とも亡くなり、お子さんたちが戻らなければ空き家となります。
一人っ子同士の結婚だと、下手をすると2件の空き家が発生します。
兄弟姉妹がいて相続が上手く処理できたとしても、使い道がなく、かと言って生まれ育った家を取り壊すには気持ちが悪く、第一お金がかかるし、そのうち、と言っているうちに半年経ち、一年経ち、二年経ち、結果何ともならない「何となく空き家」になります。
売却か、それとも賃貸に出すか、別荘代わりや倉庫代わりに使うか、やはりリフォームして自分たちが住むか、など考えていると、日にちだけが過ぎて行きます。
そのうち、虫が発生するので草を刈ってくれ、庭木の枝が伸びたので切ってくれ、など近所から連絡が入ったりします。本当に悩ましい問題ですよね。少子化でこれから更に増えるでしょう。
6月7日、固定資産税の減額解除へ改正法が可決・成立しました。
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「何となく空き家」になり、管理がままならないと「管理不全空き家」になり、固定資産税が上がったり、何らかの対応が待ったなし、さぁどうしようと更に頭を悩ますことに。
今後人口減少が進むとさらに深刻な問題になるかもしれません。何しろオーバーハウスですからね。首都圏も地方もそうなります。
翁も当地に転居する際、前の自宅を売りに出しました。賃貸も考えましたが、不動産を貸すのもリフォームなどいろいろ大変なので、売却一択でした。
ところがなかなか買い手が付きません、自分も思い入れ深い家なので、多少強気に構えていましたが、これがさっぱり引き合いがありませんでした。
月に一度、雨戸を開けて空気を入れ換えるため前の家に行ってあました、少しだけ草むしりも。結構大変何ですね、これが。
そして4カ月程経って、ようやく引き合いがあると業者さんから連絡がありました。業者さん曰く、買い主さんが、「少しリフォーム費用を考えほしい」と言っていますが、どうしますか? と。
少し間を置いて「結構ですよ、お願いします」と答え商談成立、何とか買い手の希望する価格で売却ができました。
不動産の売却は、簡単なようで、引き合いが無くては売却はできません。自分の希望する価格では難しいなぁとつくづく思いました。今から15年程前の話です。
実家であれば、両親が健在なうちに意向を聞いておくのが理想的ですが、なかなか簡単には聞けませんよね。その辺がこの問題の難しいところです。
「何となく空き家」かぁ、言い当て妙ですね。シニアになると誰でも直面する問題、多少早めに考えておいても良いかもしれません。
今日も良い一日を・・・