昨日、川沿いの道を歩いていたら、川面の葦の間から、チッチッ、チチチチチという鳥のさえずりが聞こえました。不勉強なので鳥の名前はわかりませんが、ヨシキリという鳥かもしれません。
また、モ〜というウシガエルの声も聞こえましたが、昨今は騒音でカエルの声は五月蝿いという人もいますので、カエルの安全のためにも所在は不明としておきます。
さて、日本の株式市場、外国人からの買いが続いているのか、昨日も600円を超える株高、3万2000円台を回復し相場はまだまだ強いような気がします。昨日もS株を一株ポチッと買いました。
何しろ銀行の定期預金の金利は虫メガネで見ないといけないくらいの低金利、もはや防犯上、銀行に預けているような昨今です。
そんな中、このようなニュースがありました。千葉銀行、ちばぎん証券、武蔵野銀行の2行、1社に行政処分が勧告されました。
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千葉銀行は近くに支店がないよね、とニュースを視ていたら、そうか武蔵野銀行も広域提携連か、そう言えば武蔵野銀行の支店は当地にもありました。
元銀行員から言わせて貰えれば、まだこんなことやっているんだ、というのが率直な感想。今、銀行は大変なんだろうな、特に地方銀行は。いずれ淘汰されていく運命、アメリカを見ればわかります。
金融セールスの基本中の基本に「適合性の原則」というものがあります。
それは、顧客の金融知識、投資経験、資産状況、契約締結の目的に照らし、不適当な勧誘を行なってはならないという原則です。投資家を保護するためのルールであり、金融商品等の取引に当たっては遵守すべき大原則。
仕組み債は、デリバティブ(金融派生商品)を複雑に組み込んだ高度な金融商品。高利回りの一方リスクもあり、よく理解しないまま契約すると後でトラブルになりかねません。
大体、金融機関が顧客に勧めるのは手数料収入を得るために販売するもの。儲かるのは顧客ではなく販売する金融機関です。当たり前ですよね。
低金利に加えて優良融資先が無いのが現実、金融の自由化の名の下に、手数料収入を得ようと、どの金融機関も個人をターゲットに投資信託、保険商品などを販売することになりました。その最たるのもがこの仕組み債。
よくわからない金融商品は勧められても買わないこと、これが第一、〇〇銀行の〇〇さんが勧めるから、と安易に勧めるままに買わないことにつきます。
今日も良い一日を・・・