卯月の「介護なんて大嫌い」

85歳実父の介護ブログ
(アルツハイマー型認知症)

退院二日目

2019年07月09日 13時17分19秒 | 退院後の父

 

退院して二日が経ちました。
たった二日ですが、私の中で既に限界を突破しつつあります。

まず帰宅直後は、恐る恐るといった感じで、睡眠をとってくれました。
ただ眠りが浅いのか、やたらとトイレに足を運んでいましたが。

日中は何度か私の部屋を訪れ、訳の解らない事を尋ねてきます。
それがかなり面倒でした。
会話が成り立たないので。

問題は昨日。
デイサービスの最中もしきりに「私の存在」を気にするらしんです。
(施設の方の連絡帳に書いてあった)

「娘の迎えはまだか」
「あれは娘の車じゃないのか。確認してきてくれ。」

・・・・など。
しかしさすがプロ、その辺りは上手く聞き流してくれたようです。

そして夜。
既に薬を飲んだはずなのに、21時頃から活性化し始めます。

「今日は取引があるから用意しんなん!」と言いながら、暗闇の中クローゼットを叩く。

「何の取引や?」と尋ねれば「不動産の・・・・あれや・・・・」と言い始め、恐らくは昔の記憶が甦ってきているのだと思われる。

「お願いやからベッドに入ってや!」と懇願しても 「取引あるんやからしゃあないやろ!」と不機嫌に。

トイレのスリッパをベッドの上に置き、寝室のスリッパが何故かキッチンに。
トイレットペーパーの千切れたものがその辺りに散乱。
カレンダーは布団の上で折り曲げられ、どういうわけか脱いだ下着が床に放置された状態に。
(後からみればパジャマの下にパンツは履いていませんでした)

仕方なく、頓服としてもらっていた薬を追加投入。
しばらくは起きていましたが、23時頃から4時頃までは眠ってくれました。(寝ていても寝言が大きい)

主人が4時頃に目を覚ましたのは物音がするから。
トイレへ行っても用を足すわけではないし、一体何がしたいのか解らない。

そしてデイサービスの無い朝。
朝食を作り、寝室を覗くと、これまたぐっすり眠る父の姿が。
苛立ちが募る私。

「朝ご飯やから起きてや」と言えば、ちょっと不機嫌?そうに身を起こし、洋服に着替えるも、
「こんなに食べられへん。」と半分残し、またしてもベッドへ。

その後・・・・・9時頃(推定)、勝手にお茶碗を取り岀し、御飯を食べていた模様。

「お腹空いてたから」

と言われ、カチーン。
そしてまた11時に同じ事をしでかした為、怒りがマックス。
炊飯器のご飯は驚くほど減っていた・・・・。(ほぼ空)
一応病院と同じタイミングを心がけている身としては、こんな勝手な事をされては困る。

それを伝えたところ「ごめんごめん」と軽返事。

今現在の私の血圧を是非とも測って欲しい。
きっと過去最高をたたき出しているはず・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿