明治ホールディングスの決算発表が予定より6日遅れたのは、売上水増しの訂正のためだったという記事。
「明治ホールディングスは昨年度のグループ全体の決算について、当初は5月12日の発表を予定していましたが、当日になって急きょ延期しました。
そして18日、6日遅れて決算を発表し、記者会見で延期した理由を説明しました。
それによりますと、決算発表の前日にグループ会社の医薬品メーカーが計上している売り上げと、このメーカーが取り引きした顧客企業の支払額にずれがあると監査法人から指摘がありました。
社内で調査したところ、このグループ会社の担当部長が、売り上げをおよそ10億円、過大に報告していたと認めたため、内容を精査したうえで決算を作り直し、18日発表したとしています。」
この記事を読む限りでは、適時に発見できて、大事には至らなかったようです。
明治HDの決算会見延期 原因はMeiji Seikaファルマのロイヤリティー過大計上 川村社長「厳正に処分」(ミクスオンライン)
「Meiji Seikaファルマの事業本部の担当部長が、自身の担当する製品について、海外企業との取引のなかでロイヤリティー収入を10億円過大に計上していた。期末決算に際し、会計監査人が残高確認を行うために、海外企業から残高確認書を回収したところ、決算発表前日の5月11日に相手方から送付されてきた残高確認書の金額は、Meiji Seikaファルマの経理部が把握していた金額と大きな乖離があったことで問題が発覚した。その後、直ちに担当部長に原因を確認したが、当日は海外企業に確認するとして、事実関係がわからなかったという。決算発表日である翌12日に、担当部長がロイヤリティー収入を過大に報告したことを申し出たという。過大に計上していたのは2020年度のみで、それ以前は「正常に計上されていることを確認している」(同社・塩崎浩一郎取締役専務執行役員CFO)という。」
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