福岡県鞍手町の元職員が、町の基金から現金約1億円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されたという記事。
「捜査2課と直方署によると、梶原容疑者は、収入役室会計係長だった03年5月ごろ、町の灌漑(かんがい)施設管理のための基金を無断で解約し、約1億円を着服した疑いが持たれている。退職手当基金など3基金から着服した穴埋めのためだったという。
梶原容疑者は95年4月、収入役室(現会計収納対策課)に配属され、08年3月まで町の預貯金や有価証券などの管理を担当していた。町の調査に対し、梶原容疑者は「ギャンブルの資金や借金返済目的で横領を始めた」と証言したという。」
多額の横領を短期間隠すことや少額の横領を長期間隠すことは可能かもしれませんが、このケースのように多額の横領を長期間隠ぺいできたということは、内部統制に相当不備があったのでしょう。
愛知・碧南市職員が自殺 遺書で1千万円の公金横領が発覚
こちらの事件は金額は比較的少額ですが、痛ましい結果になっています。
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こちらは依頼人からの預かり金を着服したベテラン弁護士の事件です。
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