会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

不良行員が行なった「暴力団融資」と、「疑惑」だらけの老舗出版社M&A(現代ビジネスより)

みずほ銀行スキャンダル〝本番〟はこれからだ!不良行員が行なった「暴力団融資」と、「疑惑」だらけの老舗出版社M&A

みずほ銀行には提携ローンを使った反社融資とは別に大きなスキャンダルがあるという記事。

「みずほ銀行には提携ローンでの暴力団融資以外に、12年9月、懲戒解雇された元審査第2部審査役のO・Mが絡む不明朗な資金があり、それが暴力団組員を含む反社会的勢力(反社)に流れた形跡がある。これが、終結していないみずほ銀行スキャンダルだ。」

「首謀者とされるみずほ銀行元中堅行員のO・Mは、老舗出版社「ぎょうせい」の創業者である藤沢一族の担当者として、資産にも関与していた。だが、オーナーが脱税事件を起こして逮捕され、最終的にぎょうせいは、メーンバンクのみずほ銀行(窓口はみずほキャピタル)が買い取った。そのぎょうせいの株の買い戻しのためのファンドを運用しているのがO・Mで、「みずほ銀行が元本保証しているうえに金利は月3~8%」という驚くべき高利で投資を募っていた

ここまでが第1段階のスキャンダル。現役行員が「みずほ銀行」の看板を使い、高利運用を約束、出資を募っているのだから、それだけで犯罪を構成する。」

「O・Mの破天荒な金利によるカネ集めが話題になり、「怪しいカネ集めを告発するぞ!」と、事件屋、金融ブローカー、ジャーナリストなどが群がって食い物にした。なかには、彼らの仲介で広域暴力団幹部への融資も存在。行政処分を受けた2億円の提携ローン融資以上の問題をはらんでいた。

現在、ネットで暴露されているO・Mが絡むスキャンダルの凄さは、借用書、契約書、顛末書、陳述書など、関係書類がすべて公開されていることだ。

仕掛けているのは、紙媒体からネットに移行した「週刊報道特集」であり、街宣活動で知られる右翼「敬天新聞」の「敬天ブログ」。昨年末から今年に入ってからは、連日、新たな資料をアップしており、捜査関係者ならずとも「放置していいのか」と思わせる。」

提携ローンの方は銀行に同情すべき余地もありますが(相手が反社かどうかの判断は困難であるなど)、こちらの方は本当だとしたらかなりひどい事件です。出版社の買収スキーム自体も不自然なものだそうです。麻生財務相の会社も出てきます。

記事でふれている「週刊報道特集」のサイト

WEB版週刊報道特集

(相当あやしげなウェブサイトですが・・・)
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