西武ホールディングスが再上場するという記事。もめていた米投資ファンドと話がついたようです。
「西武鉄道やプリンスホテルを経営する西武ホールディングス(HD)が東京証券取引所に株式を再上場する手続きを進めることで、筆頭株主の米投資ファンド・サーベラスと合意したことが11日わかった。3月末までの再上場を目指す。週明けにも、手続きの再開を東証に求める。」
西武鉄道は有報の虚偽記載(コクドを親会社にしていなかったというものでBS・PLが粉飾されていたわけではない)などで上場廃止になったわけですが、再上場といっても、西武鉄道が再建されたというよりは、親会社であるコクドとその系列会社を救済したということなのでしょう。
「いまの持ち株比率では株主総会でサーベラスが求める役員人事を通せないうえ、対立した西武HDの経営に関与し続けるのは難しいと判断。日本の株式市場が活況なうちに株を上場させ、売却益を得る方針に転換したとみられる。」
サーベラスは、株式市場の先行きを楽観視していないようです。
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