着服“6000万円超” か 「役員報酬に不満…」元社長と元常務を再逮捕 元常務は「指示された」
札幌市のアクセサリー製造・販売会社の元社長と経理を担当していた元常務が、その会社に200万円以上の損害を与えたとして再逮捕されたという記事。手口は、仕入れ代金の水増しのよぅです。
「2人は共謀して2016年2月1日から3月31日までに2回にわたり会社に対し、2人が取締役を務める別会社を関与させる手口で、原材料費に不正に207万円を加算して請求し約547万円を支払わせ損害を与えた疑いがもたれています。」
「警察は2人の認否を明らかにしていませんが、調べに対して元社長は「役員報酬額に不満があった」と話し、元常務は「元社長に指示されてやった」と話しているということです。
2人は元社長の家族の私的な海外旅行代金 約60万円を、出張経費と偽り旅行代理店へ振り込ませ、会社に損害を与えたとして逮捕・起訴されています。」
同様の手口で6000万円を超える会社の金を着服している疑いで告訴されているとのことです。
雇われ社長だったのでしょうか。元常務の方は、上司に恵まれなかった?
記事の通りだとすると、トップ主導の不正であり、内部統制無効化の例といえそうです。
アクセサリーなど販売会社の元社長ら2人 特別背任容疑で逮捕(NHK)(逮捕者の実名あり)
「勤務していた会社をめぐってはほかにもおよそ6000万円の不明朗な会計処理が指摘されていて、警察が捜査を進めています。」