旧グッドウィル・グループによる人材派遣会社クリスタルの買収を仲介した投資ファンド運営者の公認会計士に対し、法人税法違反(脱税)容疑で逮捕状が出たという記事。会計士は海外逃亡中です。
「ファンド側が取得したクリスタル株は5万1825株で、買い取り額は約500億円。(引用者注:グッドウィルが支払った882億円との)差額に当たる約380億円とクリスタル株1万3635株がファンド側に残った。約380億円は出資者間で分配され、このうち会計士には約180億円が渡り、会計士は大半を投資に充てたという。」
そもそもこの380億円(+クリスタル株1万株余り)の差額は、仲介の報酬や、リスク負担の対価として正当なものだったのかが気になります。正当なものでなければ、グッドウィルが返金を請求するはずですが、請求したという報道はないので、少なくともグッドウィルは正当なものだと考えているのでしょう。
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