東京ミネルヴァ法律事務所を除名 “預かり金25億円不正流用”
東京ミネルヴァ法律事務所が、顧客からの預り金の不正流用で弁護士会を除名されたという記事。
「消費者金融への過払い金の請求などを多数請け負い、依頼者に返還しないまま4年前に経営破綻した弁護士法人の「東京ミネルヴァ法律事務所」について、第一東京弁護士会は「依頼者からの預かり金25億円が不正に流用された」として最も重い除名処分としました。」
「依頼者からの預かり金は30億円余りでしたが、現状の預金はおよそ5億円しかなく、弁護士会は「差額の25億円余りは不正に流用された」と判断し、今月17日付でこの弁護士法人を最も重い除名処分としました。」
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これもひどい法律事務所の話です。
誇大ネット広告で不適切な債務整理に サポート団体立ち上げへ(NHK)
「「借金が必ず減る」などとする誇大なネット広告を入り口に、多重債務者などが不適切な債務整理に誘導されて金銭的な被害を受ける事例が相次いでいるとして、弁護士らが対策やサポートを行う団体を立ち上げることになり、17日にその準備会が開かれました。」
「準備会によりますと、去年、多重債務者の支援団体に対して行ったアンケート調査では、ネット広告などから誘導された法律事務所に依頼したところ、本来、「破産手続き」をすべき状況にもかかわらず「任意整理」に誘導され、より負担が増えたなどといった相談事例が、直近で37人から寄せられていたということです。」
「広告について消費者からの意見を集めている日本広告審査機構=JAROによりますと、法律事務所などの相談業務の広告についての苦情が去年までの3年間、毎年、およそ200件寄せられていて、中には「お金が返ってくるかのような表現がまぎらわしい」など内容に関するものもあるということです。」