日本取引所グループが、日本IBMと共同でブロックチェーン技術(分散型台帳)に関する実証実験を開始するというプレスリリース。
「ブロックチェーン技術は、いわゆるフィンテックの中でも、国際的に最も注目を浴びている技術の一つであり、低コストで、高い可用性・安全性を持った、共有型インフラ構築を可能にすると言われています。一方で、本格的な金融ビジネスの適用にあたっては、解決すべき課題も指摘されており、今後の検証や改善が必要と考えられます。
今回の実証実験は、日本IBMの協力を得ながら、ハイパーレッジャープロジェクトのフレームワークを利用して、低トランザクション市場を想定した場合の、技術的な限界や可能性について評価を行う事を目的とします。」
日本取引所とブロックチェーン技術の実証実験で合意(日本IBM)
「ブロックチェーンはより多くの取引参加者に対し、低コストで効率的な取引の仕組みを実現できる可能性があり、海外においても実証実験が行われるなど、高い関心を集めています。」
みずほも似たような実験をやるそうです。
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みずほFGとマイクロソフトら、ブロックチェーン技術の実証実験(マイナビ)
「今回、関係者が多く事務効率化などが見込まれるシンジケートローン業務を対象に、技術の理解、金融業務への活用に向け実証実験を行う。取り組みを通じ、適用可能性を検証の上、金融に革新をもたらすようなモデルの創出を目指す。」
どちらもまだ漠然とした感じです。
なぜブロックチェーンはIT技術者を惹きつけるのか(ITpro)
「ブロックチェーンが持つ「停止しない(ゼロダウンタイム)」「改ざんが困難」「低コスト」という特徴は、金融システムのコアといえる元帳(ledger)管理に適していることから、FinTech領域を中心に幅広い応用が期待されている。
例えば、銀行の勘定系システムや送金システム、証券取引システム、不動産の登記・閲覧システム、契約管理システムなどに、ブロックチェーンを適用するための研究が、世界各地で行われている。」
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