ジャスダック上場、新都ホールディングスの会計監査人の異動及び一時会計監査人(候補者)の選任に関するプレスリリース。
監査法人元和からフロンティア監査法人への交代ですが、退任は4月26日、就任は5月10日(予定)となっています。
現任監査人から更新を断られたそうです。
「当社は、第 35 期の期中(2018 年 12 月)から決算・財務報告プロセスに係る内部統制上の改善すべき点を現任会計監査人から指摘されており、業務改善及び当社グループマネジメントの強化等に取り組んでまいりました。しかし、第 35 期の期末監査及び現在進行中の内部統制評価手続において、近時の事業統廃合や組織再編に起因して 当社内部の関連部署間の情報伝達・情報連携が不十分である点や、適切な経理・決算業務のために必要かつ十分な専門知識を有した社内の人材が不足している点に関して、現任会計監査人側から当該内部統制上の改善が不十分であるとの指摘を受けました。このため現任会計監査人側から第 36 期の監査契約の更新を差し控えたい旨の打診を受けておりましたが、本日付で正式に監査契約を更新しない旨の通知を受領いたしましたので、本日の発表に至りました。
これに伴い第 36 期(平成 31(2019)年 2 月 1 日から 2020 年 1 月 31 日まで)の第 1 四半期レビューを早期に開始し、適正な監査業務が継続される体制を維持するため、 当社は複数の監査法人を候補対象者として検討してまいりました結果、上記3.の理由により、フロンティア監査法人を第 36 期の一時会計監査人候補者といたしました。なおフロンティア監査法人からは、日本公認会計士協会監査基準委員会の監査基準委員会報告書 900「監査人の交代」(平成 23 年 12 月 22 日制定、最終改正平成 27 年5月 29 日)に定められた手続を適式に経ることを条件として、一時会計監査人に就任することの承諾を得ております。...」
期中の交代ではなく任期満了による交代であり、普通であれば、株主総会に間に合うように後任監査人を選んで、必要な引き継ぎ作業を完了してもらうという流れになるはずですが、なかなか後任が見つからなかったということでしょうか。
後任監査人候補も、交代手続をやらないうちに承諾すると、あとで金融庁や協会からにらまれるので、条件をつけたのでしょう。
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