野村證券が顧客から訴えられていた裁判の判決で、顧客への損害賠償約1億4千万円の支払いが命じられたという記事。
「3人は、新潟県在住の男性(75)と長女(46)、東京都在住の次女(42)。いずれも複雑でリスクの高いオプション取引をしていた。
判決によると、娘2人は2008年10月、野村証券の担当者から「資産の多い人にしかできない技がある」と提案され取引したが、同年のリーマン・ショックの影響で多額の損失を出した。
判決は「担当者が安心のみを強調し、リスクの具体的な説明をしていなかった」と指摘する一方、「長女は自ら投資講座を受け取引経験を積んでいた。次女は自身の判断で損害が増えた部分がある」と述べ、賠償額を請求の一部にとどめた。」
リスク商品提案、野村証券に1億4千万賠償命令(読売)
「判決は男性の請求を棄却したが、長女と次女については、リスクが高く、理解の難しい取引を同社社員から提案されたと指摘。「投資経験を考えれば取引を行う適性を欠いていた」として、2人の損失の一部について同社の責任を認めた。」
巨艦・野村證券も動く!資産運用業界の「大淘汰」時代が始まった
金融庁の本気度がものすごい(現代ビジネス)
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こちらは、野村證券と野村アセットマネジメントが「お客様の業務運営を実現するための方針」を発表したことを取り上げた記事。
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