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東芝、日本トラスティー信託が119億円の損害賠償請求 不適切会計(ロイターより)

東芝、日本トラスティー信託が119億円の損害賠償請求 不適切会計

東芝粉飾事件で、法人株主である日本トラスティー・サービス信託銀行が、東芝に対し、119億9261万円の損害賠償請求訴訟が提起したという記事。

「日本トラスティー信託は、今回の請求額は賠償責任額215億9746万円の一部であり、今後の訴訟の進行を踏まえ、請求を拡張する方針という。

東芝によると、訴訟は9日に東京地方裁判所に提起され、25日に東芝に訴状が届いたという。

同社は「今後、合理的に見積もり可能な金額を引き当て計上する予定だが、現時点では未定」としている。...」

東芝の第1四半期報告書(8月12日提出)の四半期連結財務諸表注記「16.訴訟事項」では、粉飾関連の国内での訴訟について「合理的に見積り可能な金額を引当計上しています」といっています。訴状がもう少し早かったら、追加引き当てが必要だったのかもしれません。将来の訴訟見込み分まですでに引当てしていれば別ですが。
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