帝国データバンクから、「2014 年度 コンプライアンス違反企業の倒産動向調査」というレポートが公表されました。
2014 年度(2014 年 4 月~2015 年 3 月)の倒産(負債 1 億円以上、法的整理のみ)を対象にしています。コンプライアンス違反が取材により判明した企業の倒産を「コンプライアンス違反倒産」としているそうです。
これによると、2014 年度の「コンプライアンス違反倒産」は 219 件あるそうです。2010 年度から 5 年連続で前年度比増加しています。また、違反類型では「粉飾」が前年度比69.2%増の 88 件となり、 2005 年以降最多です。
「複数社が絡んだ大規模な融通手形事件が各地で発覚したことから、それぞれ 5 社程度の連鎖倒産が発生」ということで、いまだに一部で融通手形が蔓延しているようです。
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