中国の家電大手、広東科龍電器(香港上場)の不正経理の記事。経営トップによる資金流用(不正な関連当事者取引)や粉飾決算が明らかになっています。
関連記事(いずれも内藤証券のサイトより)
広東科龍電器、04年の通年純利益1.8億元を粉飾
中国の監督当局の処分により過去の決算を訂正するようです。
広東科龍電器、少なくとも5億9200万元が不正に流出
交代後の監査人であるKPMGが調査した結果では、筆頭株主である会社とその関係会社に資金が不正に流れていたようです。日本でも最近開示と監査が強化された関連当事者取引で不正があったということです。
広東科龍電器、監査法人を変更へ
昨年5月に監査人が交代しています(デロイト→KPMG)。4大会計事務所が監査していても不正の発見はできなかったということになります。ただし最終的には限定付き意見を出しているので、責任は果たしているというべきでしょう。
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