会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

資産隠しの発覚恐れる富裕層、自主申告の動きも(読売より)

資産隠しの発覚恐れる富裕層、自主申告の動きも(記事前半のみ)

世界各国の口座情報を自動的に交換する「CRS(共通報告基準)」の運用が始まり、富裕層が自主的に修正申告をする効果も出ているという記事。

「国際的な課税逃れ対策として世界各国の金融口座情報が自動的に交換される「CRS(共通報告基準)」の運用が日本でも始まった。今後、国税当局による情報の活用が本格化するが、既に「資産隠し」の発覚を恐れた富裕層が自主的に修正申告をする効果も出ている。一方、交換前に海外口座を対象外の国に移す動きもあり、こうした課税逃れをいかに防ぐかが課題となりそうだ。」

国税庁の宣伝動画に出てきそうなエピソードも...

「「日本の国税庁にあなたの口座情報がいくので、申告漏れを指摘されないよう気をつけてください」。都内の大手税理士法人の税理士によると、顧客である会社社長に今春、タックスヘイブン(租税回避地)のケイマン諸島にある金融機関からそんな手紙が届いた。

この社長は、ケイマン諸島の口座に入る株の運用益などを税務申告しておらず、税理士に相談。税理士の助言で今夏に自主的に修正申告したという。」

当サイトの関連記事(国税庁がCRSの運用開始を発表したという記事について)
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