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企業の会計不正リスクに関する一橋大学との共同研究について(あずさ監査法人)

企業の会計不正リスクに関する一橋大学との共同研究について

あずさ監査法人が、一橋大学と共同で、機械学習を用いることにより企業の会計不正のリスクをスコアリングするモデルの研究成果をまとめ、公表したというプレスリリース。

「あずさ監査法人(本部:東京都新宿区、理事長:高波博之)は、国立大学法人一橋大学(所在地:東京都国立市、学長:蓼沼宏一)と共同で、機械学習を用いることにより企業の会計不正のリスクをスコアリングするモデルの研究成果をまとめ、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)のディスカッション・ペーパー「機械学習手法を用いた不正会計の検知と予測」として2019年7月23日付けで公表しました。

本モデルは、不正が発生しているリスクが高い財務諸表を把握し、適切な監査手続の実施を支援することを目的としています。」

「なお、本共同研究に関連して、あずさ監査法人は、独自開発した不正発生リスクのスコアリングモデルの法人内利用を2019年8月より開始する予定です。」

これと似たようなテーマで、新日本監査法人も3年ほど前に国立大学との共同研究についてプレスリリースを出していましたが、その後どうなったのでしょう。

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(補足)

財務諸表から予測するというものではありませんが、新日本は特許取得までいっているそうです。

AIによる会計仕訳の異常検知技術の特許取得(新日本監査法人)
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