S.E.C. Planning to Delay Accounting Rules for Small Companies
2007-12-13
米SECが小規模企業の内部統制評価・監査制度導入を2009年まで延期するという記事。2008年12月15日以後終了する事業年度から適用のはずでしたが、さらに1年延期されます。
SECの委員長がそのように議会で証言する予定とのことです。
SOX法セクション404の適用を免除されている会社は約5000社あり、それらは時価総額7500万ドル未満の会社ですが、会社の数からすると上場会社の過半数を占めています。
延期している間に、米PCAOBの新しい内部統制監査基準(小規模企業の負担軽減を狙ったもの)の効果を研究するようです。
硬直的な日本の官庁の体質だと、いったん決めたことは、結果がどうなろうとやるでしょうから、企業会計審議会内部統制部会長が議論に混乱があるという不安を述べても、来年のJ-SOXが延期されることはないでしょう。
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