東京都板橋区の区立小中学校の設備工事発注をめぐる詐欺事件で、同区からだまし取られた工事代金の総額は、3年間で少なくとも5000万円以上になるという記事。
「調べでは、鳥井容疑者は電気設備工事会社「アズサワ電器」社長の永山隆史容疑者(69)と共謀。区立学校の電気設備工事をでっちあげ、見積書や工事完了書を偽造して区教委に提出したり、工事代金を水増ししたりする手口で年間約2000万円、3年間で計5000万円以上の工事代金をだまし取っていたとみられる。
鳥井容疑者は11年から区教委の学校施設係として電気設備の保守・点検などを担当。技術職職員として随意契約の業者選定や事業発注を1人で取り仕切っていた。」
職務分掌に相当問題があったようです。外部と共謀しているので、証憑をチェックするだけでは発見できない可能性が高いケースです。
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