自民党会派に所属していた東京・墨田区議会議員が、政務活動費1800万円余りを着服していたという記事。
自分の政治資金団体のカネを不正に使ったという例はよく報道されますが、これは会派のカネにまで手をつけたという事件です。
「墨田区議会で自民党会派に所属していた×××元議員は、2016年度に会派の政務活動費を管理していて、2017年5月までの間、口座から37回にわたって合わせて1840万円を着服していました。所属していた会派によりますと、2017年度になって担当者が代わり、××元議員から通帳が引き継がれたことで着服が発覚したということです。」
「××元議員はTOKYO MXの取材に対し「会派の政務活動費を管理する立場にあって、それに関して私的に流用したのは事実。議員としての報酬もあったので、戻せるだろうという甘い認識の下に手を付けてしまった。それが雪だるま式に膨れていったというのが現実。目の前にある現金を自分の甘えから手を付けてしまったことは深く反省している」と述べました。」
「自民党会派は会見を開き、××元議員が残高を偽造した通帳のコピーを提出するなど、隠蔽(いんぺい)工作を図っていたことなどを明らかにしました。会見で墨田区議会自民党の田中邦友幹事長は「墨田区議会史上最大の汚点を残した」と述べました。自民党会派は今後、業務上横領の疑いで刑事告発も検討しているということです。」
日常業務で通帳コピーを使うのはいいとしても、チェック目的なら、原本を見るべきなのでしょう。
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