ポーラ・オルビスホールディングス(HD)の社長が遺産相続に関し不正をしたとして、提訴されたという記事。
「ポーラ・オルビスホールディングス(HD)の鈴木郷史社長を相手取り、故鈴木常司会長(鈴木社長の叔父)の妻(以下、夫人)が提訴に踏み切ったことが本誌の取材で明らかになった...。」
「鈴木社長に関しては、昨年末から今年3月の間に2件の疑惑が浮上した。具体的には次の通り。
(1)常司会長が2000年に急死した際に、「鈴木社長がグループ有力会社の株約69万株を1株1円で会長から譲渡される契約書を生前に作られたように捏造した」とHD元ナンバー2(今年3月まで取締役)が告発した件。
(2)「常司会長が美術品を寄付する旨の確約書を鈴木社長が同様の手口で捏造した」と公益財団法人ポーラ美術振興財団の元関係者が本誌に告発した件。
夫人は(1)の疑惑に関連して、東京地方裁判所へ提訴した。焦点は鈴木社長が譲渡契約書の捏造という不正をしたのか否か。」
「また夫人は同じタイミングで、(2)の疑惑に関連して、鈴木社長が理事長を務めるポーラ美術振興財団を相手取り、財団所有の美術品839点は本来相続人の間で分割されるべき遺産であったことを確認する訴訟も東京地裁に起こした。」
会社自体の不正ではありませんが、これら不正疑惑が本当だとしたら、上場会社の経営者としては不適格ということになるのでしょう。まさに、コーポレートガバナンスの問題です。
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