リスク性金融商品の販売・管理態勢に関するアンケート調査結果について(地域銀行100行)
金融庁は、地域銀行100行に対する、リスク性金融商品の販売・管理態勢に関するアンケート調査結果を、2023年4月11日に公表しました。
「地域銀⾏におけるリスク性⾦融商品の販売・管理態勢について、顧客本位の業務運営の現状やコンダクトリスク管理上の課題を把握する」ことや、「こうした調査結果を各⾏に還元することを通じて、顧客本位の取組みや販売・管理態勢の改善を促すとともに、モニタリングの着眼点として活用する」ことを目的とした調査です。
仕組債などがターゲットとなっています。仕組債の販売は、8か月で大幅に減っていますが、法人向けはまだ個人向けよりは多く残っています。
仕組債以外の金融商品については...
地銀の仕組み債販売、22年3月末の8割から11月末には3割へ=金融庁(ロイター)
「金融庁は11日、地域銀行100行に対し、リスク性⾦融商品の販売・管理態勢の現状等を調査した結果を発表した。リスクの大きさが指摘されている仕組債の販売については、2022年3月末時点で8割弱が取り扱っていたが、同11月末には3割強に減少した。
公募債はほとんどの先で販売を停止している。私募債についても、多くの先で販売を停止しており、特に、個人向けの個別株価連動型はほとんどが販売を停止している。」
地銀の仕組み債販売が急減、扱う銀行数は8割から3割に-金融庁調査(ブルームバーグ)