着物店「はれのひ」の元社長が、決算を粉飾するなどして、銀行から融資を詐取した容疑で逮捕されたという記事。あくまで、銀行をだましたという容疑であり、多くの新成人が晴れ着を着られなかった問題が詐欺とされているわけではないようです。
「捜査2課などによると、××元社長は2015年9月期決算で約5千万円の売り上げを架空計上するなどして債務超過を隠したうえ、新店舗の収益見通しを過大に見積もった計画書を作成。横浜銀行(横浜市)に提出し、16年9月に融資金3500万円をだまし取った疑いがある。
同社は11年に設立後、14~15年に神奈川県横須賀市と福岡市に2店舗を出し、人件費などの経費が急増。15年9月期決算で、金融機関からの借入金残高が約2億円に達し、債務超過に陥っていたという。」
たしかに、粉飾決算自体、違法でしょうし、このケースでは粉飾の手口も悪質であり、処罰されるのは当然でしょう。しかし、そもそも、中小企業の決算が、それほど当てになるものなのかという気はします。社会的に問題になったので、厳しく対応したという印象です。
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