企業会計基準委員会は、 「企業会計基準等に関する適用後レビューの計画策定についての意見の募集」を、2016年1月12日に公表しました。
財務会計基準機構の適正手続規則では、重要な新規会計基準等の開発や改正を行ったときは、適用後レビューという手続を行うことになっていますが、今までまったく行っていなかったので、今回、どの基準等をレビューの対象とするかというところから意見を募集することになったようです。
具体的には、
・有用な情報が十分に提供されていない企業会計基準等
・ガイダンスの不足等により解釈上の問題が生じている企業会計基準等
・実務において過大なコストが生じている企業会計基準等
がある場合は、その基準等の名称や理由、内容などを回答するよう求めています。ただし、規則上のレビュー開始時期の関係で、適用期間が 2 年を経過していない企業会計基準等は除かれています。
意見募集期間は、3月13日までです。
(参考)適正手続規則第 25 条
「委員会は、重要と認められる新規の企業会計基準等の開発及び既存の企業会計基準等の改正を行ったときは、投資家、財務諸表作成者、監査人に与えた影響を評価する目的で、適用後レビューを実施しなければならない。」
最近の「企業会計基準委員会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事