東証が東芝の特設注意市場銘柄解除の判断を来年まで延期するという記事。子会社での不正会計発覚が影響しているようです。
「日本取引所グループ傘下の東京証券取引所は、東芝の特設注意市場銘柄を解除するかどうかの判断を2017年春まで延ばす検討に入った。東芝は今期に前期決算数値を訂正したほか、11月には子会社で売上高の過大計上が新たに発覚した。東証は年内にも特注解除の結論を出すとみられていたが、東芝全体の改善状況を確認するには慎重な審査が必要と判断した。」
「11月に発表した子会社の新たな会計不祥事問題を受けて、早期の決着論が後退した。」
会社ぐるみの粉飾で課徴金処分を受けてから1年しかたっていないのですから、もっと時間をかけて調べるべきでしょう。来年春までとしても1年ちょっとですが、そのぐらいで内部統制の改善が定着するとも思えません。
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