金融庁は、「金融庁の1年(2023事務年度版)」を、2024年12月27日に公表しました。
「2023年7月1日から2024年6月30日までの金融庁の活動について記載しています。」
毎年公表されていますが、今回は、「業務効率化等の観点から簡素化等の見直しを行った」とのことです。審議会の会議資料などからの流用が多い印象です。
資料の性質上、これといった新しい情報はなさそうです。
( 証券取引等監視委員会及び公認会計士・監査審査会の活動については、別途取りまとめています。)
第1部 金融庁の組織及び行政運営
第2部 金融に関する制度の企画及び立案
第3部 金融検査・監督等
第4部 国際関係の動き
巻末資料
という構成です。
項目ごとにファイルが分かれています。会計に関係するものを一部ピックアップしました。
企業情報の開示、会計基準及び会計監査の質の向上に向けた取組(PDFファイル)
コーポレートガバナンスの実効性の向上について(PDFファイル)
サステナブルファイナンスに関する取組(PDFファイル)
そのほか、「組織活性化と人事」という項目をみると、外部専門家として公認会計士が70名在籍しているそうです(2024年3月1日現在)。