ソフトバンクグループが、ワイヤーカードのスキャンダルを巡り、監査人であるEYを提訴することを検討しているという記事。ドイツの新聞が報じたそうです。
「ソフトバンク(9984.T)は、破綻したドイツの決済サービス企業ワイヤーカード(WDIG.DE)が関係したスキャンダルでの役割を巡り会計事務所EYを提訴することを検討している。」
こちらは、ワイヤーカードの監査に関与したパートナー個人の告発の記事。EY退職後ドイツ銀行に幹部として就職した人物もいるようです。
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ドイツ銀行幹部、ワイヤーカード会計不正で告発-EY在籍時に関与か(ブルームバーグ)
「ドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードを巡る会計不正で、ドイツ銀行の会計責任者アンドレアス・レッチャー氏ほか2人が、同国の個人投資家団体SdKから告発された。レッチャー氏はワイヤーカードの監査法人を長年務めたアーンスト・アンド・ヤング(EY)に在籍していた当時、今回の不正に関与した疑いが持たれている。
26日の発表文によると、SdKはEYの現パートナー2人と元パートナー1人を「ワイヤーカードを巡る事案」で刑事告発した。3人の名前はこの中で明かされていないが、元パートナーはレッチャー氏だと、事情に詳しい関係者は語った。
レッチャー氏はEYで20年間の勤務歴があり、当局提出文書によると、2015-17年度のワイヤーカード会計監査を監督した。18年に退社し、訴訟や規制上の問題で苦しんでいたドイツ銀行に最高会計責任者(CAO)として移籍した。」
Wirecard auditors face legal action after collapse of scandal-hit payments firm(CNBC)
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