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国際会計基準“特需”はあるか、オラクルがパートナー組織

国際会計基準“特需”はあるか、オラクルがパートナー組織 〓 @IT

IFRS特需をねらってITベンダの動きが活発になってきたという記事。

「日本オラクルは2月9日、パートナー29社と共にIFRS関連のビジネスを共同で進める「IFRSパートナーコンソーシアム」を設立したと発表した。オラクルは「Oracle E-Business Suite」「PeopleSoft」などの業務アプリケーションを持つが、IFRSに効率的に対応させるにはシステム開発が必要。コンソーシアムではこれらの業務アプリケーションを基盤にIFRS対応を実現するためのテンプレートの開発を共同で行う。」

「オラクルはIFRS対応によって「既存システムの刷新や機能の追加変更の必要性とその規模や範囲を把握するために各企業からコンサルティング、ソリューションへのニーズが出てくる」と見込んでいる。」

J-SOXの場合は、トップダウン方式とはいえ、日常的な業務フローも内部統制整備・運用・評価の対象となり、ITシステムも絡んできたわけですが、IFRS導入についてはどうなのでしょうか。決算整理の段階の処理変更だけであれば、末端の業務フローにはあまり影響がなく、大規模なシステム開発は不要と思われます。IT業者の話にのる前に、企業は自分で研究する必要があるでしょう。会計士も自分が勉強しないうちにあわてて商売に結びつけようとしない方がよいのでは・・・。
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