セコムしていたがために7億円の売上金が消えてしまった新潟市の駐車場売上ごまかし事件の続報。
だまされた新潟市土地開発公社が、委託管理先の警備会社「セコムジャスティック上信越」(東証2部上場「セコム上信越」の子会社)の元副社長を詐欺容疑で県警に告訴したそうです。
セコム子会社過少申告 あすにも法的処置
不思議なのは04年2月に会計士から指摘を受けて不正の存在を把握していたのに、それ以前の不正分について何もしなかったことです。これでは、告訴された役員個人の不正ではなく、会社ぐるみの不正になってしまいます。不正そのものも悪質ですが、不正が発見されたあとの措置も非常にまずいと思います。
また、会計処理としては、過少計上となっていた駐車場賃借料について公社に対する未払金を計上していたのでしょうか。
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