警察庁が、マネーロンダリングに悪用された疑いがあるとして、41万7465件の届け出があったと発表したという記事。過去最高の件数で、仮想通貨の交換業者からの届け出も急増しているそうです(前年の10倍以上の7096件)。
「マネロンが疑われる取引は、犯罪収益移転防止法で所管官庁への届け出が義務づけられている。情報は警察庁に集約され、都道府県警や検察庁に提供される。」
「マネロンの摘発も過去最多で前年より42%多い511件だった。全体の約7割を占めたのは、犯罪の収益を隠したとする組織犯罪処罰法違反で377件(前年比57%増)。うち、暴力団による事件は36件で、前年より14件増えた。」
窓口の現金海外送金終了へ 三菱UFJ、資金洗浄対策(産経)
「三菱UFJ銀行が、6月から支店窓口での現金による海外送金を取りやめることが28日、分かった。国際的に要請が高まっているマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金対策の一環。みずほ銀行も今後、同様の対応を取る方針のほか、地方銀行では既に取りやめたところも出ている。」
海外の例。
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欧州に広がるダンスケ銀のマネーロンダリング疑惑、米SECも調査(ブルームバーグ)
「マネーロンダリング(資金洗浄)疑惑の渦中にあるデンマークのダンスケ銀行は、この疑惑への調査を米証券取引委員会(SEC)も行っていると明らかにした。」
「ダンスケ銀を中心とするマネーロンダリング疑惑は広がり続けており、20日にはスウェーデンのスウェドバンクにも飛び火。同行の時価総額は2日足らずの間に50億ドル(約5540億円)以上減少した。」
資金洗浄疑惑のダンスケ銀、バルト3国とロシアの事業を閉鎖(ブルームバーグ)
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