粉飾決算 ―問われる監査と内部統制 浜田 康 日本経済新聞出版社 2016-02-25 by G-Tools |
(宣伝文より)
「既刊の話題書『不正を許さない監査』『会計不正』の筆者が、長銀、三洋電機、そして東芝と繰り返されてきた会計不正(粉飾決算)の事例を徹底分析、その裏側にある日本の会計システム、企業の内部統制の構造的な課題をえぐり出します。」
現物はまだ見ていませんが、400ページ以上の大作のようです。
出版社による紹介。
粉飾決算―問われる監査と内部統制―
(宣伝文より)
「東芝事件は経営陣による不正ばかりが強調されますが、もっと大事な問題が潜んでいます。
それが、監査という問題。東芝が今回提出した調査報告書を分析してみると、経営者もさることながら、監査手続面でも大きな問題があったことが浮き彫りになってきます。」
東芝の監査については、公けのものとしては、会社の報告書(監査そのものは対象としていない)と金融庁による処分のプレスリリース(A4用紙数枚)しか、ありません。そういう状況で、どこまで踏み込んだことが書かれているのでしょうか。
目次をみると、オリンパスは、パスしているようですが、同じ著者のこちらの本は、オリンパス事件も踏まえたものとのことです。
会計不正―会社の「常識」 監査人の「論理」 (日経ビジネス人文庫) 浜田 康 by G-Tools |