JR神戸線明石駅の駅員が架空定期券を発行し、払い戻す手口で約8600万円を着服していたという記事。
「JR西によると、男性駅員は2006年6月~今年2月、明石駅と応援派遣で業務にかかわった隣の朝霧駅のみどりの窓口で、自動改札を通らなくなる「磁気異常」を名目に架空の定期券を再発行。これを払い戻して換金する不正行為を計659回繰り返していた。」
社内に協力者もいたそうです。
内部統制の不備なのでしょうが、かといって、払い戻しの手続きを厳格にした場合には、顧客の利便性が損なわれるかもしれません。どこかで折り合いをつける必要があります。
JR明石駅員 定期券不正で8600万円着服(読売)
「内規では、一日の業務が終わった後、回収した破損定期券と再発行記録の照合作業を行うことになっているが、実際には照合を行っていなかった。」
統制(発見的統制?)は整備されていたが、適正な運用がなされていなかったことになります。
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