現在、証券取引等監視委員会および横浜地方検察庁による調査を受けている、東証1部上場のすてきナイスグループのプレスリリース。
過年度に係る有価証券報告書等の訂正報告書を関東財務局に提出するとともに、過年度の決算短信等の訂正を行ったとのことです。別リリースで、遅れていた2019年3月期有報の提出も発表しています。
「当社は、(第三者委員会による)当該調査結果を踏まえ、2015年3月期に係る売上高の一部(ナイス株式会社およびナイスエスト株式会社とザナック設計コンサルタント(以下「ザナック」といいます。)との間の不動産の売買取引ならびにナイスコミュニティー株式会社とザナックとの間の不動産の売買取引に係る不動産および仲介手数料の売上)の取消し等の訂正を実施するとともに、連結の範囲に関する重要性の判断を見直すことにより、過年度の決算を訂正した」とのことです。
2014年3月期以降の決算を訂正しています。
影響額は...(2018年3月期)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/8c/b7c0f25f5cc9d625b53052e102b99862.png)
(左から訂正前、訂正後、影響額です。)
2015年3月期は売上高が約20億円減額訂正されていますが、2016年3月期以降は、連結範囲訂正の影響か、売上高は増額訂正(利益は減額訂正)となっています。
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