「パンドラの箱」開けた東証 PBR1倍割れにメス(記事冒頭のみ)
市場再編に関する東証のフォローアップ会議で、「PBR(株価純資産倍率)1倍割れ」企業をどうするかという議論が行われているという記事。
「東京証券取引所がとうとう、誰もが触れるのを避けてきた「パンドラの箱」の蓋に手をかけた。4月に実施した市場再編の今後を議論する専門家会議で、日本株が割安でも買われない根本原因に改善を迫る議論が本格化しているのだ。上場企業の約半数を占める「PBR(株価純資産倍率)1倍割れ」企業にメスが入れば、この市場の景色は一変するに違いない。」
プライム上場企業の50%が、PBR1倍割れとのことです。
会議の委員からは、メスを入れない限り市場再編の意味はない、PBR1倍割れ企業には改善計画の開示を求め、改善が見られない場合はスタンダード市場への移行を求めるべき、といった意見があり、オブザーバーの経産省も、TOPIX構成銘柄に組み入れない措置は考えられないかということを言っているそうです。