責任は現場に押し付け、原因究明も不十分
神戸製鋼所が、品質検査データ改ざん問題に関する「原因究明と再発防止策に関する報告書」を経済産業省に提出したという記事。
「報告書では改ざんに関し、以下の5項目が原因であると結論づけた。
(1)収益評価に偏った経営と閉鎖的な組織風土
(2)バランスを欠いた工場運営
(3)不適切行為を招く不十分な品質管理手続き
(4)契約に定められた仕様の順守に対する意識の低下
(5)不十分な組織体制」
これは社内調査結果をまとめたものであり、「外部調査委員会」による調査は、これとは別に行われています。
「当社グループにおける不適切行為に係る原因究明と再発防止策に関する報告書」について(神戸製鋼所)
30ページほどの報告書です。
経営責任は外部調査委員会の報告書後、しかるべき段階で判断=神戸鋼社長(ロイター)
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
虚偽内容の公正証書、不当な強制執行相次ぐ…詐欺グループが凍結口座の詐取金回収狙った例も(読売より)
500億円を資金洗浄か、犯罪収益を隠匿容疑 男女3人を逮捕(朝日より)
元裁判官と東証元社員 金融商品取引法違反の罪で在宅起訴(NHKより)
金融庁出向中の裁判官、インサイダー取引容疑で特捜部に告発…東証社員も金商法違反容疑で(読売より)

「山口組トップ・司忍を名乗り、顧客企業を脅した」三菱UFJ銀行の“京大卒”副支店長が脅迫容疑で逮捕〈事件はなぜ公表されなかったのか?〉(文春オンラインより)
府営住宅の一室にペーパー会社、「マネロン」に悪用か 中国籍と日本人の会社役員を容疑で再逮捕(京都新聞より)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事