米国で、公開前の企業のプレスリリースをハッキングにより入手してインサイダー取引を行っていた容疑でとレーダーらが訴追されたという記事。
「米連邦捜査局(FBI)は11日、ウクライナのハッカーらが「ビジネスワイヤ」など情報配信会社3社のシステムから盗んだ公開前の企業プレスリリースを入手し、インサイダー取引を行った容疑で、米国などに拠点を置く株式トレーダーらを訴追したと発表した。
不正に得た利益は、過去5年間で最大1億ドルに上るという。」
この件で、米SECも、個人17名と法人15社を民事訴追したそうです(米国外のトレーダー含む)。
日本の場合、証券印刷会社のサーバーがハッキングされて、発表前の開示資料が漏洩するというリスクはないのでしょうか。
もちろん、たとえば、プロネクサスのサイトを見ると「ISMS全社認証を取得し、24時間監視による情報セキュリティインフラを構築しています」と書いてあって、対策は打っているようですが・・・。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
企業内容等の開示に関する内閣府令及び有価証券の取引等の規制に関する内閣府令の改正に伴う上場制度の見直しについて(東京証券取引所)
「資本コストや株価を意識した経営」に関する「投資者の目線とギャップのある事例」等の公表について(東京証券取引所)
野村HD、顧客への犯罪リスクを半期報告書に追加-不祥事受け(ブルームバーグより)
株主総会基準日は有報の後に─株式市場の健全性向上に─(後編)(会計・監査ジャーナルより)
2025年3月期第2四半期決算短信の開示時刻動向について(東京証券取引所)
「倫理規則」の改正に関する公開草案の公表について(タックス・プランニング業務に関する規定)(日本公認会計士協会)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事