会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「人的資本可視化指針」の策定(内閣官房より)

「人的資本可視化指針」(案)に対するパブリックコメントの結果の公示及び同指針の策定について

内閣官房「非財務情報可視化研究会」は、「人的資本可視化指針」を、2022年8月30日に公表しました。

「内閣官房では、令和4年2月から6月にかけて、「非財務情報可視化研究会」を開催し、人的資本についてモニタリングすべき関連指標の選定と目標設定、企業価値向上との関連付け等について具体的にどのように開示を進めていったらよいのか、企業側の参考となる指針の検討を行いました。」(6月の意見公募要領より)

普通の報告書とは違って、最初から最後まで箇条書きと図表でできているパワポ資料です(51ページ+付録183ページ)。

冒頭にエグゼクティブサマリーがついています(全3ページ)。

1.人的資本の可視化を通じた人的投資の推進に向けて(背景と指針の役割)

2.人的資本の可視化の方法

3.可視化に向けたステップ

付録① 人的資本:開示事項・指標集
付録② 人的資本:開示事例集
付録③ 参考資料集

という構成になっています。

(エグゼクティブサマリーより)

コメント一覧

リベラルアーツ関係
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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