会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

IASBがのれんの会計処理について減損のみのアプローチを維持することを議決(企業会計基準委員会)

IASBがのれんの会計処理について減損のみのアプローチを維持することを議決

のれんの会計処理について議決したIASBのプレスリリースの翻訳(当サイトの関連記事もご覧ください)。

「2022年11月の会議において、国際会計基準審議会(IASB)は本日、のれんの会計処理について減損のみのアプローチを維持することを議決した。この暫定的な決定は、2014年のIFRS第3号「企業結合」の適用後レビュー(PIR)で開始された徹底的な評価の完了となるものである。」

「IASBは、収集した広範囲の証拠から、のれんの会計処理に関しての以前の決定を変更する説得力のある論拠は示されなかったと結論を下した」とのことです。

IASBの11月の会議の資料において、さらにくわしい根拠が書かれているようです。

Subsequent accounting for goodwill – Staff recommendation(再掲)(PDFファイル)

ところで、ASBJの国際発信の論点のひとつがのれん償却論だったわけでが、それはいったんお休みということになるのでしょうか。

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