日経新聞社員によるインサイダー取引事件の裁判の記事。
「冒頭陳述によると、日経では、広告主からの広告情報は独自の社内システムで管理し、笹原被告が所属していた金融広告部のIDやパスワードでは本来、担当業種に関する情報だけしか閲覧できないことになっていた。ところが、同部内では、法定公告を扱っていたIRグループのIDを使えば全業種の広告情報が閲覧できたため、金融広告部内でもそのIDを使う社員が多く、多くの部員がそれを同部用のIDと思い込んで使い続けていたという。」
IDやパスワードの管理という基本的なところが弱かったようです。
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