東証1部上場のコーセーアールイーの子会社がマンションを販売する際、顧客が銀行に提出するローン申請書類を改ざんした疑いがあるという記事。
「同社によると、子会社は投資用マンションを販売するコーセーアセットプラン（同）。同社は2016年から18年にマンションを販売した際、顧客4人が銀行にローンを申請する書類のうち、源泉徴収票などの書類を複数の社員が実際より多い金額に書き換え、金融機関2行に提出した。収入は100万円程度多く記載していたとしている。」
決算発表も延期となっています。
「外部からの指摘で不正が判明したという。コーセーアールイーは9日に予定していた19年2―10月期決算の発表を延期。他にも改ざんがなかったかを調べる。」
コーセーＲＥが反落、子会社での不適切行為と決算発表延期を嫌気（朝日）
当社連結子会社における不適切行為ならびに当社の対応に関するお知らせ（コーセーアールイー）（PDFファイル）
「2016 年から 2018 年にかけて、本件子会社において、数名の顧客にマンションを販売する際、銀行へ提出する源泉徴収票等の収入を証明する書類や、中古物件の入居者から受領する賃料に関する書類を書き換えた疑いがあることが発覚いたしました。 」
2020 年１月期第３四半期決算発表延期のお知らせ（コーセーアールイー）（PDFファイル）
「これらの疑義が生じたことを踏まえて、当社は調査の独立性・中立性を担保して客観的な調査を実施するため、当社および本件子会社と利害関係を有しない外部の専門家に調査を委託し、本件に関する事実関係の調査を行うとともに、原因分析と再発防止策の検討に向けて全社をあげて取り組んでまいります。
これらの調査結果を踏まえ、監査法人の追加的な手続きが完了した後に、決算発表を行う予定です。新たな決算発表予定日につきましては、決定次第速やかにお知らせいたします。」
直近の四半期報告書をみると、監査人はトーマツです。
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