東急不動産の社長が週刊誌の報道を受けて辞任したという記事。
「先週発売された「週刊新潮」は、三枝氏が、妻が経営に関わる不動産会社の取引先から、鹿児島市内の土地などを割安に購入したなどと報じた。東急不動産は10日、弁護士や社外取締役らでつくる調査委員会を立ち上げた。三枝氏は調査の公正を期すため、辞任を申し出たという。取締役にはとどまる。親会社の東急不動産ホールディングスの副社長も辞任した。」
東急不社長に植村副社長 三枝氏が辞任申し出(日経)
「三枝社長を巡っては、太陽光発電事業に関連した取引先からの利益供与が疑われており、同社は現在、不適切な取引の有無などを調べている。」
代表取締役の異動に関するお知らせ(東急不動産)(PDFファイル)
辞任の理由についてはふれていません。
不動産会社ということでいえば、こちらの不正疑惑も大きな問題となるかもしれません。
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大手不動産が不正行為か
流出する“爆弾データ”の衝撃(ダイヤモンドオンライン)
顧客から売却の仲介を依頼された物件について、他の不動産業者からの照会に対しうそをいって断り、物件を囲い込み、売り手と買い手の両方から手数料を得ようとしている不正例(宅建業法違反)が多いそうです。
「調査対象である476件のうち、囲い込みとみられるものは50件あり、そのいずれもが三井不動産、住友不動産、東急不動産ホールディングス傘下の大手仲介3社だ。」
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