日本公認会計士協会は、会長声明「国際的なサステナビリティ保証基準の開発について」を、2022年9月20日に発出しました。
当サイトでも先日取り上げたIOSCOの声明文などにふれたうえで、以下のように述べています。
「当協会は、IAASB と IESBA によるサステナビリティ保証基準開発等を強く支持します。
また、IAASB 及び IESBA における基準開発プロセスに直接参画するとともに、意見発信及び適用に向けた取組を行ってきたこれまでの実績を基に、さらに、IAASB 及び IESBA の活動に積極的に関与していきます。」
「我々公認会計士は、財務諸表監査とともに、サステナビリティ報告に対する保証の領域においても重要な役割を担うべく、取り組む所存」とのことです。
(こまかいことをいうと、「サステナビリティ保証基準」といっても、「サステナビリティ」を保証するわけではなく、「サステナビリティ関連情報」を対象とする保証業務にすぎません。)