米国で暗号資産の巨額流出事件が発生したようです。
「分散型金融(DeFi、ディーファイ)を手掛けるポリ・ネットワークは10日、仮想通貨が不正流出したとツイッターで明らかにした。流出額は約6億ドル(約660億円)と報じられており、ポリ・ネットワークの投稿によるとDeFiとして「過去最大」の規模。」
分散型金融で過去最大規模のハッカー攻撃か-暗号資産660億円流出(ブルームバーグ)
「同社がツイッターに投稿した書簡によると、このハッキングの影響は数万人に及ぶ。ステーブルコインのテザーも流出した仮想通貨に含まれており、テザーの発行会社はハッカーに利用されないよう約3300万ドル相当のテザーを凍結した。」
ポリ・ネットワークのものと思われるツイッター投稿
https://twitter.com/PolyNetwork2/status/1425073987164381196
巨額流出といえば、ソニー生命の120億円不正送金事件はどうなったのでしょう。
日本のメディアの記事。
サイバー攻撃で暗号資産660億円流出…過去最大規模の被害か(読売)
「流出額は6億ドル(約660億円)相当とみられ、2018年に国内の暗号資産交換業者「コインチェック」で起きた580億円相当の流出を上回り、過去最大規模となる可能性がある。」
「国内のブロックチェーン(分散型台帳)関連の事業者で作る「ブロックチェーン推進協会」(BCCC)によると、ポリ・ネットワークは、第三者を介さずに暗号資産の売買や貸し借りなどをする「分散型金融」と呼ばれる金融サービスを手がける。」
約660億円の暗号資産が流出か、「分散型金融」ブロックチェーンにハッキング(ITmedia)
「 Poly Networkはすでに送金先のアドレスや、ハッキングの原因となった脆弱性を特定済み。現在は特定したアドレスをTwitterで公開し、取引所を運営する事業者などに凍結するよう呼び掛けている。暗号資産事業を手掛ける香港Tetherのパオロ・アルドイーノCTOは呼び掛けを受け、公開されたアドレス上にある約36億円分の暗号資産を凍結したと発表した。」
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