日本公認会計士協会が13日に公表した「消費者金融会社等の利息返還請求による損失に係る引当金の計上に関する監査上の取扱い」とその影響について取り上げた記事。
利息を取りすぎていたのですから、本来は過去の契約も含めて精査し取りすぎていた分を直ちに全額未払金に計上(または債権からマイナス)したうえで、何年かたって利用者からもう返還請求がないことがはっきりした段階で、未払の残額を利益計上すべきだと思うのですが、協会の指針では、あくまで請求され返還されるであろう金額を引当金として見積ることになっています。
実務的にはしょうがないのかもしれませんが、会社によって見積りの方法や精度に幅が生じるおそれがあります。
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