野村証券北九州支店の元社員が業務上横領容疑で逮捕されたという記事。
「発表によると、元社員は2011年8月~17年6月、顧客7人から預かった現金約4700万円を着服し、買い物の支払いや遊興費に充てた疑いがある。元社員は2月に懲戒解雇され、被害額は同社が顧客に弁償した。」
会社は、「顧客との通話記録から...問題を把握」したそうです。通話記録は顧客とのトラブル防止のためだけではなく、従業員不正の摘発にも使われるようです。
当社元社員の逮捕について(野村證券)(PDFファイル)
「当社北九州支店元社員(2018年2月19日付懲戒解雇)は、2011年8月から2017年6月にかけて、7名のお客様からそれぞれ、金融商品の取得代金としてお預かりした現金、合計約4,700万円を、お客様の当社口座に入金することなく、着服していました(以下「本事案」)。」
入金の網羅性を確保する内部統制に問題があったのでしょう。
また、「お客様と当該元社員の通話記録をモニタリングしている中で」不正を発見したそうです。
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